FC2ブログ

記事一覧

オメガ3は体に良い油とされていますが・・・・?

オメガ3は体に良い油とされています。10月10日 夕刊フジにオメガ3の記事を見つけました。ポイントを抜粋すると、「オメガ3には抗炎症作用がある。しかし、オメガ6も一緒に摂るとオメガ3を摂っても体内では(オメガ3)が足りなくなる。だから、オメガ3を摂るときはオメガ6の摂取は少なめ」と書かれています。確かにオメガ3のEPAからできる代謝産物(エイコサノイド)には抗炎症作用があります。一方で、オメガ3自体が、オメガ6より...

続きを読む

なぜ胎児の胎盤は、ケトン体が多いか?

論文「マウスの胎盤形成期における胎児(胚)のグルコース代謝変化」を示します。この論文の要点をかきます。クエン酸などのTCA回路代謝産物量の増加 → 胎児ミトコンドリアは機能していることを示唆します。ホスホフルクトキナーゼ活性低下が、胎児全体で抑制されている。かつ乳酸は高い → 胎児ミトコンドリアは脂肪酸をエネルギー源としていることを示唆します。ペントースリン酸経路の活性化 → 糖はエネルギー源ではなく、...

続きを読む

野菜の食物繊維を摂取すれば、脂質の吸収が抑えられる?

野菜の食物繊維を摂取すれば、脂質の吸収が抑えられる?→野菜の食物繊維を摂っても、脂質の吸収は抑えられません。野菜の食物繊維にそんな作用はありません。ネットで栄養学雑誌 食物繊維と消化吸収機能を参照すると、食物繊維の1日摂取量を大量に増やすと、少しは吸収率下がってますが、微々たるもの。脂質の消化吸収率にほとんど変化ありません。そして、記事「多量の油を体内にいれれば、中性脂肪やコレステロールに変わり、肥...

続きを読む

野菜多め、タンパク、脂質(油)の少ない食事がヘルシーと言った結果、ロコモやサルコペニア肥満が増えているのが現実ですよ。

タブロイド紙の記事「野菜不足が油の多い食事の弊害に拍車」→ そう言って、「野菜多め、タンパク、脂質(油)の少ない食事がヘルシー」と新聞、テレビ、雑誌が宣伝し、病院でもそう指導した結果、どうなったか?→ 野菜と炭水化物を多く摂った結果、サルコペニア肥満の高齢者が多く出現しました。サルコペニア肥満とは、お腹はでて太っているのに手足はやせ細って筋肉がない状態のこと。サルコペニア肥満の問題点は、膝の痛み、股...

続きを読む

お肉の飽和脂肪酸が動脈硬化や炎症を来す? 本当の悪人は炭水化物を6割摂取することです。

今回も某タブロイド紙に掲載されたお肉の飽和脂肪酸が動脈硬化や炎症を来す、への反論です。 今回の記事は、お肉の飽和脂肪酸を悪人にして地中海料理の不飽和脂肪酸を善人にして、比較していますが、本当に感心しません。 昔の日本食は欧州の地中海食に似ていて、魚介類などの食材が豊富でお肉を使わない。だから不飽和脂肪酸が多い、健康に良いという理屈のようです。 昔の日本食と欧州の地中海食の決定的な違いは、何か...

続きを読む

プロフィール

福田世一

Author:福田世一
FC2ブログへようこそ!
これまで透析専門医や腎臓内科医として診療に携わっていましたが、2012年4月千葉市若葉区にクリニックを開業。内科だけでなく外科、整形外科、小児科、皮膚科に対応し、MEC食(肉、卵、チーズ)でトータルにケアする総合診療医を目指しています。