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糖尿病の眼の合併症である糖尿病網膜症に糖質制限が有効です

当院follow中の糖尿病患者さん。10年前より糖尿病あり、最大HbA1c10台。治療したりしなかったりでした。当院で眼底検査をしたところ、糖尿病の眼の合併症である、単純網膜症の所見がありました。単純網膜症は、硬性白斑(血液から染み出したタンパク質の跡)や点状出血の所見がみられます。適切な血糖コントロールをすれば、単純網膜症は治すことができます。当院で1日100g未満の糖質制限と、たまーにSGLT2阻害薬を内服し1年後、硬...

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糖尿病性腎症は糖質制限で良くなります

糖質制限にはメリット、デメリットがあります。同じように鉄の摂取にもメリット、デメリットがあります。昨今は、鉄の不足が問題になっているので、鉄の摂取が強調されますが、鉄を摂ることによる酸化、炎症、動脈硬化のデメリットはあまり強調されません。どんなものにもメリット、デメリットがあります。「糖質は悪、ケトン体は良い、脂質は良い」と言って、糖質制限のメリットばかり強調する糖質制限指導者がいたら、それは詐欺...

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糖質は過剰が問題なのであって、糖質は制限すればするほどケトン体がでて素晴らしいわけではありません。

糖尿病患者さんが治療のため糖質制限することに否定しません。当院でも治療のために糖質制限指導はしています。糖尿病学会が推奨する今の食事法にも、問題は山積みなのですから。検査所見を掲載します。1日60g前後の糖質制限によって、アルブミン尿、蛋白尿が改善します。糖尿病の薬は処方していません。糖質制限が糖尿病性腎症に効く機序は、最近の私のタイムラインに投稿しています。ケトン体は結果的に出ているだけであって、ケ...

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糖尿病性ケトアシドーシスの原因はケトン体でなく乳酸である。

糖尿病患者さんが、体調不良になりケトン体高値、アシドーシスの状態にあるとき、糖尿病性ケトアシドーシスと診断される。アシドーシスの原因はケトン体とされ、ケトン体は悪者にされ批判されることになる。しかし実は、糖尿病性ケトアシドーシスの原因はケトン体でなく乳酸である。細胞内がブドウ糖飢餓状態のとき、細胞はエネルギー獲得のためグリコーゲンのブドウ糖を解糖して乳酸が産生される。乳酸は乳酸イオンと水素イオンと...

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糖質制限をするなら、動物性脂肪の摂取は必須です。

9月13日テレビやネットニュースなどにも、下記記事が取りざたされていました。 「糖質制限すると糖尿病になる! 衝撃データを公開」 https://news.nifty.com/article/item/neta/12180-611756/ http://jcc.jp/news/12647758/   こんな記事を見たら、皆さん誤解します。 記事には、2002年から2014年の12年間で1日平均15g糖質量が減ったとありますが、15g減は糖質量が減ったとは言いいません。糖質制限という...

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プロフィール

福田世一

Author:福田世一
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これまで透析専門医や腎臓内科医として診療に携わっていましたが、2012年4月千葉市若葉区にクリニックを開業。内科だけでなく外科、整形外科、小児科、皮膚科に対応し、MEC食(肉、卵、チーズ)でトータルにケアする総合診療医を目指しています。