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記事一覧

高ケトンを追い求めることは、体にとってストレス状態。「高ケトンが素晴らしい」なんて幻想である。

低T3症候群(fT3 2.2)の総コレステロールと総ケトン体の相関を示したグラフです。(コレステロールを下げる薬は飲んでいません)ケトン体は高ければ高いほど、体に良いのでしょうか? 素晴らしいことでしょうか?ケトン体を高くするには、糖質を極力減らさなければなりません。患者は糖質を減らすほど、総コレステロールは高値、総ケトン体も高値になりました。総コレステロールの上昇は、動脈硬化を示しているのではなく、体の...

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キャベジンの興和創薬の社内研修で、MEC食ミニレクチャー

胃薬のキャベジンで知られる製薬会社 興和創薬さんで、MEC食ミニレクチャーをしてきました。最近、製薬会社からMEC食についてのレクチャーオファーがちょこちょこあります。MEC食を気にかけてくれていることは、うれしいですね。(^^)MEC食と糖質制限の違いについての質問がありました。MEC食は、いつでもどこでも誰もができることが大切。MEC食は基本的に禁止にしている食物はありません。ルールは、肉、卵、チーズ中心の食事を優...

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低T3症候群に伴う症状は、鉄不足、副腎疲労ですか? 

糖質制限歴10年の患者さん糖質制限開始し数年間は、過剰な糖質は控えながら、糖質は摂っていました。その後MEC食に変更。糖質摂取量がぐーんと減り推定1日20g未満(ほぼ糖質は摂っていない)になりました。MEC食開始前 fT3 2.7、Tcho281  MEC食開始2年後 fT3 1.76、Tcho350その後、人生最大の体重増加。このときのTcho503 T3 0.77 (T3の正常範囲0.76から1.77)この間に体に起こった変調・・・低体温、体重増加、抜け毛、疼痛...

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低T3症候群は甲状腺機能低下症です。それに気づいていない糖質制限の指導者があまりにも多い。

低T3症候群(Low T3 Syndrome)は甲状腺機能低下症です。それに気づいていない糖質制限の指導者があまりにも多い。甲状腺機能低下症は全身の代謝を低下させ、動脈硬化を進行させます。動脈硬化を予防するために始めた糖質制限が逆に甲状腺機能低下症をひきおこし、動脈硬化を進行させます。なんとも皮肉なものです。このグラフは、糖質制限歴10年のLDLコレステロールと甲状腺ホルモンの関係を示したものです。甲状腺ホルモンT3が低...

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透析患者の糖質制限は、糖質だけを注意してもダメ。リンと不飽和脂肪酸の過剰摂取にも注意です

透析患者の糖質制限で注意することは、糖質だけを注意してもダメです。透析患者の動脈硬化をきたす原因は、糖質だけではありません。動脈硬化をきたす原因は、①リンの過剰摂取と②パン、麺、ごはんのでんぷん質と呼ばれる炭水化物、③多価不飽和脂肪酸(オメガ6、オメガ3)の摂取です。透析患者さんは、このあたりを意識しながら食事をされると、健康寿命が長くなります。① まずP高値について、お肉はハム、ウインナーなどの加工食品...

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Thyroid Health depends on your Liver(甲状腺機能は、肝臓の健康状態にかかっている)

糖質を減らすと、肝臓でケトン体が作られます。しかし、そのケトン体を肝臓自身で利用することはできません。肝臓で利用できるメインのエネルギー源はブドウ糖(糖質)です。肝臓でうまく糖新生ができる人は問題ありません。糖新生がうまくいかない人は、糖質制限すると肝臓で甲状腺ホルモンT3が作れないので、強い全身倦怠感、無力感、皮膚の乾燥、発汗減少、便秘などの甲状腺低下症の症状が出ます。甲状腺ホルモンT3が低下する低...

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過度なカロリー制限や過度な糖質制限、過度な糖質控えてMEC食すると尿酸値が高くなることがあるのはなぜ?

過度なカロリー制限や過度な糖質制限、過度な糖質控えてMEC食すると尿酸値が高くなることがあるのはなぜ?それは甲状腺機能低下症つまり低T3症候群が原因です。低T3症候群は甲状腺機能低下症ではないと見過ごされていますが、低T3症候群は立派な甲状腺機能低下症です。甲状腺ホルモンの働きは、ミトコンドリアの働きを高めて全身の活動を上げることです。その甲状腺ホルモンの働きが下がることは、生体にとってピンチです。つまり...

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プロフィール

福田世一

Author:福田世一
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これまで透析専門医や腎臓内科医として診療に携わっていましたが、2012年4月千葉市若葉区にクリニックを開業。内科だけでなく外科、整形外科、小児科、皮膚科に対応し、MEC食(肉、卵、チーズ)でトータルにケアする総合診療医を目指しています。