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コレステロール値が改善いたしました!

スヌーピー様のうれしいお便りを紹介します。

>コレステロール値が改善いたしました!
>血液検査の結果、総コレステロール値が350(12月中旬)→280(3月中旬採血)に改善していました!
>FT3値は1.8→2.1と、こちらもわずかながら改善していました。

>福田先生のブログに出会い、驚いてコメントさせていただいてから糖質摂取を開始いたしましたので
>糖質摂取開始から、約1か月半でこれだけの変化があったことになります。
>データが何よりの証拠ですから、「糖質摂取が正解であった」と解釈しております。

>糖質制限は厳格におこなっており、現在5年目ですので
>「糖質制限開始直後はコレステロール値が上昇するが、数年のうちに肝臓がコレステロールの生成量を調整する」という説は
>私には当てはまらなかったと思っております。

>コレステロール値の他にも、さまざまな不調が解消されつつあります。
>毎日あった昼食後の強い眠気や、1日中続く倦怠感、集中力の欠如などは
>糖質を摂取するとすみやかに解消されます。

>正常値を目指して、これからも「私にとっての適量の糖質」を模索しながら継続してみたいと思います。

>このブログに出会えなければ、「そのうち肝臓がコレステロール生成量を調整する」と信じて
>厳格な糖質制限を継続し、大変なことになっていたと思います。
>福田先生には深く感謝いたします。


厳格な糖質制限をしてからのLow T3の原因を、糖質制限指導家の多くはエネルギー摂取不足が原因であって、糖質制限が原因ではないと言っていますが、これは大きな誤りです。


厳格な糖質制限をしてからのLow T3は、以前より何回も繰り返していますが、極端な糖質制限が原因です。適量の糖質を摂ることにより、Low T3は改善することの方が多いのです。

ところで、私は糖尿病などの患者さんが極端な糖質制限あるいは、スーパー糖質制限をすることに否定はしません。
現在の糖尿病学会が推奨している食事法や治療法にも大きな問題があります。実際、現在も透析導入患者さんは増えています。透析専門医として多くの糖尿病末期の患者さんを診てきましたので良く理解しています。

糖尿病などの病気のある患者さんが、標準の食事法や標準の薬物治療を希望されるのか、または極端な糖質制限食などの代替治療を希望されるかは、患者さん自身が医師の説明の下、天秤にかけて決めることです。

どんな食事法にもメリット、デメリットがあるように糖質制限食にもメリット、デメリットがあります。最近は糖質制限のメリットばかり強調され過ぎて問題があります。

とくに一番の問題は健康な人が極端な糖質制限をして具合が悪くなる場合です。
健康だった人が極端な糖質制限をしてから具合が悪くなる事実を医師として見逃すことはできません。

昨今は「糖質は良くない」「ケトン体は素晴らしい」「脂質代謝が素晴らしい」がセットで語られてしまい、糖質は制限すればするほど、疲れ知らずの体になる、病気知らずの体になると、勘違いしている人が大勢います。

極端な糖質制限は、甲状腺機能が低下(Low T3)し、個人差はありますが省エネモードになります。体は正直でスーパー糖質制限で最高のパフォーマンスが得られないから省エネモードになるのです。決して最高のパフォーマンスが得られるのではありません。

「糖質は良くない」「ケトン体は素晴らしい」「脂質代謝はすばらしい」がセットで語られているのが、最近の風潮です。

糖質は減らせば減らすほど体に良い。ケトン体は高ケトンを追求すればするほど体に良い、と考えている人がかなりいて、危険な思想だと考えています。

糖質制限のデメリットもしっかり知っていただいた上で、極端な糖質制限が治療のためにまたは体質的にあっている人は医師の管理の下でやっていくことが大切です。
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コメント

ケトン体について

福田様
初めまして、山岸と申します。
先生の事はFacebookで知り、厳格な糖質制限の弊害について解説されていた事をきっかけに色々と調べました。

イヌイットなどの民族はケトン体でも現代病に一切なっていない、
よって、ケトン体こそ人間本来のメインエネルギー源だ!
このような論理を糖質制限を実践している側の人は(自分も含む)拠り所にしていました。

先住民=スーパー糖質制限
先住民=ケトン体
このイメージを強く持ってましたが、色々と調べた結果、イヌイットはケトン体をメインエネルギーとして使っていない事や、
とてもスーパー糖質制限とは言えないレベルの糖質摂取量の民族もいる事がわかりました。

ですが、疑問だったのが、明らかに糖質が原因で体調不良になっている人が多いのも事実であり、糖質過多の弊害も、身をもって実感していたからです。

ですが、良く福田先生の記事を読むと、スーパー糖質制限レベルの糖質カットが危険であり、決して糖質ざんまいの食生活を推奨されてるわけでは無いという事です。

水を一気に飲むと水中毒になり危険だからと言って、水は一切飲むなとはならないのと同じく、糖質も『過多は危険だが、適量は必要』という、水の例えと同じ考え方にシフトさせる必要があると考え方が変わりました。

調べれば調べるほど、糖質=毒という理屈の整合性が保てなくなりました。

糖質=人間に必要
ですがこの式を、スーパー糖質制限論者が見ると、

"福田先生は糖質過多は問題無いとおっしゃっている"
このように勘違いされて、解釈されてる方が多くいますね。。

個人的には、水中毒で例えて考えると、福田先生のお話が理解しやすいと思います。

福田先生は糖質制限食やMEC食よりロカボ食の山田医師に一番近いんじゃないかと思います。
山田医師なら関東ですし近いんではないでしょうか?山田医師との協力体制を築くのはどうですかね?

記事にしていただき、ありがとうございます!

他にも改善されたことがあります。ひとつは生理周期が正常に戻ったことです。
長年、きっちり28日周期で、満月などに引っ張られてズレることがあってもせいぜい1日でしたが
ここ半年どんどんズレていき、最近は1週間も早くなっていました。
「とうとう更年期が来たか・・・」と落ち込んでいましたが、今回きっちり28日周期に戻りました!
嬉しいです。

女性ホルモンも関係するのでしょうけれど、厳格な糖質制限が体に相当なストレスをかけていたのかもしれません。

もうひとつは、少量の糖質を摂取した方が明らかに運動のパフォーマンスが良いことです。
毎日、強度の高い運動をしておりますが、これはもう体感でも数字でも明らかです。
私の周りでは、選手レベルの人でも厳格な糖質制限をしている人は1人もいません。

多少の糖質制限を導入しているプロ選手もいるようですが、体質や病歴、ライフスタイルは1人1人異なりますから「万人に有効な食事法」は存在せず、
誰かに有効だったからといって、私にも有効であるとは限りません。

私の体質とライフスタイルでは、多少の糖質は摂った方が良いようです。
糖質の摂取量は、体が教えてくれる気がしています。5年間の厳格な糖質制限で糖質中毒は抜けているため、少し摂取すれば体が満足して「もう要らない」と感じます。
量は毎日異なりますが、いまのところ少量で足りているため、体重にも影響はありません。

Re: ケトン体について

> 福田様
> 初めまして、山岸と申します。
> 先生の事はFacebookで知り、厳格な糖質制限の弊害について解説されていた事をきっかけに色々と調べました。
>
> イヌイットなどの民族はケトン体でも現代病に一切なっていない、
> よって、ケトン体こそ人間本来のメインエネルギー源だ!
> このような論理を糖質制限を実践している側の人は(自分も含む)拠り所にしていました。
>
> 先住民=スーパー糖質制限
> 先住民=ケトン体
> このイメージを強く持ってましたが、色々と調べた結果、イヌイットはケトン体をメインエネルギーとして使っていない事や、
> とてもスーパー糖質制限とは言えないレベルの糖質摂取量の民族もいる事がわかりました。
>
> ですが、疑問だったのが、明らかに糖質が原因で体調不良になっている人が多いのも事実であり、糖質過多の弊害も、身をもって実感していたからです。
>
> ですが、良く福田先生の記事を読むと、スーパー糖質制限レベルの糖質カットが危険であり、決して糖質ざんまいの食生活を推奨されてるわけでは無いという事です。
>
> 水を一気に飲むと水中毒になり危険だからと言って、水は一切飲むなとはならないのと同じく、糖質も『過多は危険だが、適量は必要』という、水の例えと同じ考え方にシフトさせる必要があると考え方が変わりました。
>
> 調べれば調べるほど、糖質=毒という理屈の整合性が保てなくなりました。
>
> 糖質=人間に必要
> ですがこの式を、スーパー糖質制限論者が見ると、
>
> "福田先生は糖質過多は問題無いとおっしゃっている"
> このように勘違いされて、解釈されてる方が多くいますね。。
>
> 個人的には、水中毒で例えて考えると、福田先生のお話が理解しやすいと思います。

山岸様 コメントありがとうございます。
わかりやすい例をあげていただいて、ありがとうございます。
糖質の過剰摂取は短命である。では糖質は減らせば減らすほど長寿になるかというと、そうはならないということです。
糖質の摂取量は、個人の趣味趣向、病気等によって変わってきます。

Re: タイトルなし

> 福田先生は糖質制限食やMEC食よりロカボ食の山田医師に一番近いんじゃないかと思います。
> 山田医師なら関東ですし近いんではないでしょうか?山田医師との協力体制を築くのはどうですかね?

正人様 コメントありがとうございます。
ロカボ食の山田医師は、脂質の選択はおっしゃってますか?
私は脂質の選択も重要と考えています。そういう意味でMEC食ですね。(^^)

初めまして、 播磨と申します。
HbA1cが高くなり去年の9月末から主食抜きの糖質制限を始めた結果、去年の11月末頃から善玉コレステロール78悪玉79が善138悪180に増えてしまい、悪玉がなかなか下がりません。
今の体調はなるべく早く寝て睡眠時間を長く確保しても倦怠感が抜けぐ疲れがなかなか取れない状態、生理周期が昔28日だったのが+7日程になってしまいました。

昼の弁当のご飯を80gほど復活させて様子を見ようと思うのですが、
福田先生はどの位のg、糖質を摂ったほうが良いとお考えなのでしょうか?


播磨 様

> 初めまして、 播磨と申します。
> HbA1cが高くなり去年の9月末から主食抜きの糖質制限を始めた結果、去年の11月末頃から善玉コレステロール78悪玉79が善138悪180に増えてしまい、悪玉がなかなか下がりません。
> 今の体調はなるべく早く寝て睡眠時間を長く確保しても倦怠感が抜けぐ疲れがなかなか取れない状態、生理周期が昔28日だったのが+7日程になってしまいました。
>
> 昼の弁当のご飯を80gほど復活させて様子を見ようと思うのですが、
> 福田先生はどの位のg、糖質を摂ったほうが良いとお考えなのでしょうか?

コメントありがとうございます。
個人差がありますが、糖質制限範囲内ならば150-200g/日程度の糖質は摂れます。私の場合は、ご飯などのでんぷん質より果物、黒糖、砂糖、乳糖、ハチミツなどの二糖類を摂取しています。また食後の散歩(軽い運動)も有効です。

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プロフィール

福田世一

Author:福田世一
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これまで透析専門医や腎臓内科医として診療に携わっていましたが、2012年4月千葉市若葉区にクリニックを開業。内科だけでなく外科、整形外科、小児科、皮膚科に対応し、MEC食(肉、卵、チーズ)でトータルにケアする総合診療医を目指しています。