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MEC食でダイエットするコツは炭水化物を控えて、動物性脂肪の積極的な摂取です

「肉、卵、チーズを食べてるのに痩せません」という人がいます。

 

なぜでしょう? 

 理屈は以下の通りです。


人はエネルギーを作る代謝経路が2つあります。

2つの経路とは、炭水化物(糖質)をエネルギー源として利用する経路、もう一つは脂肪をエネルギー源として利用する経路です。

この2つの経路は基本的に同時に働きません!

 

肉、卵、チーズを食べているのにダイエットができない主な原因は、炭水化物(糖質)の摂取にあります。炭水化物をエネルギー源として利用する経路が優先されているのです!

 

また、炭水化物を控えてタンパク質を過剰に摂っても、動物性脂肪の摂取を控えてしまうと痩せにくいのです。タンパク質によるエネルギー産生が炭水化物のエネルギー産生経路に依存するからです。

タンパク質の過剰摂取は炭水化物によるエネルギー産生経路が優先され、タンパク質から糖新生が亢進しブドウ糖が作られます。このブドウ糖が燃やされるので、お腹についた脂肪は燃えません。

 

炭水化物を控えめにして動物性脂肪を積極的に摂取すると、脂肪のエネルギー利用が優先され摂取した脂肪がエネルギー源として利用され燃焼されるようになります。そうすると、お腹についた脂肪(皮下脂肪)が減るのでダイエットができます。


MEC食でダイエットするキーワードは炭水化物を控えめにして動物性脂肪(ラード、バター、チーズの乳脂肪など)の積極的な摂取です。

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コメント

No title

分かりやすい記事ありがとうございます。
動物性脂質を摂取することでケトン体として利用するのはわかるのですが、摂取した脂質を利用する時に、お腹についてる脂肪も利用できるということですか?それはどうしてですか?
摂取した脂質のみ利用するだけなら、お腹の脂肪は減らないと思ったもので。勿論糖質は取らない前提で。。

あつ様

コメントありがとうございます。
動物性脂肪は、長鎖脂肪酸、中鎖脂肪酸、短鎖脂肪酸とあります。その中の短鎖脂肪酸は、体内への脂肪蓄積を抑え、逆に体内にたまった脂肪の燃焼を促進してくれます。
短鎖脂肪酸は、バターやチーズなどの乳製品に多く含まれています。

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プロフィール

福田世一

Author:福田世一
FC2ブログへようこそ!
これまで透析専門医や腎臓内科医として診療に携わっていましたが、2012年4月千葉市若葉区にクリニックを開業。内科だけでなく外科、整形外科、小児科、皮膚科に対応し、MEC食(肉、卵、チーズ)でトータルにケアする総合診療医を目指しています。