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子どもの肥満解消には、プチMEC食です。

認知症のない方で介護が必要になった原因の一位は、関節疾患です。つまり、変形性膝関節症、骨粗鬆症、腰部脊柱管狭窄症などにより歩行に困難さが生じ、移動機能が低下します。このような運動機能の低下状態をロコモティブシンドローム(ロコモ)と呼びます。

 

去年(2016年)から、そのような将来の介護リスクを下げるために、小学校、中学校、高校で運動器検診が始まりました。

小学生、中学生からロコモの予防って変だと感じていますが、文科省の話としては、子どもの運動過多運動過少の二極化が著しいので、子どものうちから四肢の状態チェックが必要とのこと。


私は学校医として小学校、中学校、高校の検診にいきます。その際、通常の内科検診の他に運動器検診も診ますが、運動器検診で一番できないのが、「しゃがみこみ」です。

この「しゃがみこみ」ができない理由は二つあります。一つはバランスが悪い。もう一つは、肥満です。運動器自体が悪いというのはありません。

 

子どもも食事が大事なのに、放課後のルームでおやつに甘いお菓子、清涼飲料水、家でもパン、白米、麺を中心とした食事です。

「ご飯を食べると力がでるから、たくさん食べなさい」という親御さんが多いのも事実。育ち盛りのお子さんはご飯を食べて良いのですが、人の体の構成要素である、動物性タンパク質と動物性脂肪をとらないと丈夫な骨や筋肉、筋骨格系はできません。


時々、学校検診で側弯症を見つけることがありますが、栄養状態を聞いてみると、必須栄養素である動物性タンパク質、動物性脂肪、ビタミン、ミネラルが充分に摂れていないのです。つまり側弯症の原因は質的栄養失調なのです。例えば、鯉(コイ)は自分でビタミンCを作ることの出来ない魚ですが、ビタミンCを与えずに育てると、鯉の背骨は曲がってしまうのです。骨の形成(コラーゲンの形成)には、タンパク質、カルシウムの他にビタミンCが必要なのです。

 

子どもの肥満の原因は、早食いと炭水化物(糖質)の取り過ぎです。

1口につき30回良く嚙む、また、動物性タンパク質と動物性脂肪である肉、卵、チーズをしっかり食べる。そうすると過度な炭水化物の摂取を予防でき、肥満は解消し、丈夫な骨、筋肉、関節ができるのです。肥満解消とはいっても、やつれ細ったのではダメなのです。


子どもの肥満解消には、丈夫な筋骨格系を作るMEC食(肉、卵、チーズ)です。

子どもの肥満 

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プロフィール

福田世一

Author:福田世一
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これまで透析専門医や腎臓内科医として診療に携わっていましたが、2012年4月千葉市若葉区にクリニックを開業。内科だけでなく外科、整形外科、小児科、皮膚科に対応し、MEC食(肉、卵、チーズ)でトータルにケアする総合診療医を目指しています。